熟成について頭を巡らせてふと気付く。
日本のワインで「熟成」を考えるべきラインナップが増えてきているな・・・と。
crowがワインを飲み始めたのが2002年。
(余談ですが、日本ワインのグレートビンテージ!!)
当時はまだまだ「巨峰のワイン」とか「甘口の赤」とか、いわゆる「お土産物」が多く、「本格ワイン」ファンは見向きもしないものがそこかしこで造られていました。
甘口で飲みやすさを前面に出したワインは、「フレッシュ&フルーティ」が売り物。
熟成による美味しさとは別の観点で飲むものでした。
ボルドー・ブルゴーニュに匹敵する秀逸な商品もありましたが、それらはかなりマイナー。
日本ワイン=お土産物 という方程式が長い間、支配し続けていました。
それが今や、1,000円代のモノでも十二分に熟成の美味しさを提供してくれます。
たった5年の間にずいぶん変わったものです。
というわけで、写真は鳥取県の北条ワイン「ヴィンテージ(赤)」(1,590円)
1999年なので、もう8年経っていますが、程よく飲み頃。
こうなってくると、今年出来た長熟系のワインを美味しく飲むのはcrowが40を越えた頃!?
こういうとき思う
「人生は短すぎる!!」