ぶどう絵日記

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labursca & vinifera

真夏日の後に、突然の寒さ。
でも、土曜日だからゆっくり寝られた人も多そう。
小雨&ほどよい寒さ&布団はベストマリアージュw

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昨夜のワインは「シャトレーゼ デラウェア」

デラウェアは種無しブドウで有名になった小粒の品種。
甘口のいわゆる「おみやげワイン」に仕立てる事が多いのですが、手を抜くと、もっさりした酸味の少ないワインになりがち。

こちらはお菓子屋さんのシャトレーゼ(※)が経営しているワイナリーですが、とっても美味^^
勝沼に行くたびに立ち寄ってます。

疲れた体に、甘酸っぱい軽めのワインが染み渡ります^^


ブドウには大別して2つの種類が存在します。
米国育ちの「vitis labursca」(ヴィティス ラブルスカ)
 コンコード・デラウェア・巨峰・チャンピオン etc
欧州育ちの「vitis vinifera」(ヴィティス ヴェニフェラ)
 メルロー・シャルドネ・マスカット・甲州 etc

舌を噛みそうな名前ですが、ざっくりとヴェニフェラはワイン用、ラブルスカは生食用と言われています。
デラウェアやコンコードはワインにする事も多いのですが、フォキシーフレーバー(狐臭)と呼ばれる香りが出るので、避けられることもしばしば。
この狐臭も字面で損している香りで、決して狐の香りではありません。
ホントはファンタグレープの香りなので、結構好きな人もいると思うんですけどね f ^^;

ヴェニフェラはヴィノース香という品種特有の香りを持っていて、こちらはホオズキの香りと言われています。

ちなみにイタリアでは、法律上、ラブルスカを醸造してはいけないようですが、この香りをストロベリー(?)と称し、好んで醸造している人たちがいるとか。
さすがイタリア人、自由ですw

ところで、チャンピオンって誰か見たことあります?


※同じシャトレーゼでも、「シャトレーゼ ベルフォーレワイナリー」と「勝沼ワイナリー」は全く異なるラインナップなのでご注意。
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by kurouhougan | 2007-09-29 11:24 | ワイン

長井カメラマンの事

ミャンマーのデモを取材中、銃弾に倒れたAPF通信社の長井カメラマン。
「誰も行かない所に誰かが行かなければならない」が口癖だったそうです。
その手は、決してカメラを離さなかったとか。

ベトナム戦争でピューリッツァー賞に輝いた沢田教一さんも、カンボジアで狙撃され、尊い命を落としています。

「誰かがやらなければいけない」
彼らを動かすのは、いかなる使命感なのか?

亡くなって、なお輝く命がそこには確かに存在しています。
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by kurouhougan | 2007-09-28 12:35

秋の夜長に

「このままの勢いで、世界中がシャルドネ、カベルネ、メルロで覆われたら・・・」
面白くありませんね、という答を予期して私はホシーノの言葉を待った。
「もしかすると、ボルドーやブルゴーニュよりもっと良い産地が新世界のどこかに出てくるかもしれませんね」
なるほど、そういう可能性だってあるわけだ。
(ワインづくりの思想」麻井宇介著 中公新書 P156)

「『もう一杯』といわれるようなワインが、よいワインである」
そうなのだ。よいワインにテロワールの説明など必要ないのだ。そして、間違いなく、テロワールという概念は、よいワインが生まれてから、ずっと後になって出来上がったものなのだ。
(同 P221)

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 誰しも、一度は会ってみたかった著名人と言うものがあるとすれば、crowにとって、この本を著した麻井宇介(本名 浅井昭吾)がその一人です。
 メルシャンの醸造長として名国産ワインを生み出す傍ら、他のワイナリーにも惜しみない情報提供を行い、かつ著作も多数。
 本業は醸造長なので、当然著作は酒類関係のみですが、経験と教養に裏打ちされた文章を、小気味良くリズミカルに読ませる文体の巧さは、並の小説家では太刀打ち出来そうにありません。

 本書に限らず、ワインを考えるにあたって、一貫して出てくるのが「宿命的風土論」への挑戦。
 日本ではブドウの生育期が高温多雨になるため、良いワインは出来ないという諦観があるが、それは真実なのか?
 その疑念を焦点に、産地・技術・品種・テロワール・作り手の5つの章でまとめたこの本は、日本に限らずワインに興味をもつ人なら一度は読んで欲しい名著。

 crowがもっとも気に入っているのが、この一節

「ロマネコンティがいつも凄いのは、ただ畑のせいだってわけ?」
「それは違う。最高であらねばならない天命のようなものを背負わされて、きっと誰よりも努力している」
(P235)
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by kurouhougan | 2007-09-17 15:26 | ワイン

ワイナリーは実験室

shriashサマよりワイナリーは大人の遠足と言われましたが、ワイナリーの中にはこんな場所もあります。
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小学校のころに見た理科の教室みたい。
ここでワイン中の成分分析を行ったり、酵母の培養をしたりします。

こんなものもありました。

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ワイン添加用の酒石酸
使わないにこした事はないでしょうが、酸が足りない場合はコレを添加して酸度を高めます。

味の補強としての意味合いもありますが、PHを下げる(酸度を上げる)事により、亜硫酸の添加量を減らす事も出来ます。

これとは別にシロップやグラニュー糖などを入れる、補糖という行為もあります。
ワイン中のアルコールは糖分が分解されて生成されるもので、糖を添加することで、最終的にアルコール度数が高くなります。
これも、味わいを良くする上にワインを頑丈にすることが出来ます。

悔し紛れに書いておくと、補糖や補酸は海外でも行われている技術です。
補糖は18世紀のフランスの科学者、シャプタルさんが考え出した技術で、シャプタリザシオン(chaptalisation)という用語もあります。補酸はなんて言うのですかね?


b0094717_11275860.jpgこちらは一時期ずいぶんといじめられた「亜硫酸」
最近、あまり無添加が言われないのは、やっぱり流行りだったのかなぁ。

コレ抜きでは、なかなかマトモなワインが出来ないほどに重要な物質で、
☆雑菌の繁殖を抑える
☆果汁やワインの酸化を防止する
☆赤ワインの色素の抽出を助ける
などなど・・・

抗酸化作用はかなりのもので、たっぷり熟成されたワインも、コレを入れると、さっき作られたかのように若さを取り戻します。
crowも入れてもらおうかなw


超名門のシャトーラフィットですらン百年も使ってるので、そこまで神経質にならなくてもいいんじゃ?と思いますけどね。

ワインってアルコール飲料だし、健康に生きたければ、亜硫酸云々よりも、飲みすぎ注意ってことで f^^;
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by kurouhougan | 2007-09-09 11:51 | ワイナリー

台風一過

9月に入り、潮気を含んだ風と共に、台風の季節がやってきました。
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昨日は台風接近のため、15時で会社は早仕舞い。
それでも、時遅しで帰り道の国道は片側通行と通行止めの連続。
30分の帰り道が、実に2時間弱・・・

家の前の海岸は、まさに大時化
風雨も強烈で、車の中から出られない ><

普段は窓全開のcrowの部屋も、この日ばかりは雨戸を閉めて、懐中電灯を枕元に・・・

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一夜明けて、本日の海岸風景

海の中から色々なモノが運ばれて来ています。




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なかにはこんなモノ

なにかのタンク?

一人二人ではとても動かせない程の重量
波の力を思い知らされます。

今日はしばらく通行止めで、ようやく昼に出勤出来ましたが、海岸沿いの通り道にあるレストランが崖崩れと波のダブルでめちゃくちゃにされていました。

このときばかりは、海沿いの暮らしに、ちょっとネガティブな感想を持ちます T T
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by kurouhougan | 2007-09-07 18:03

シャトー酒折

先日の日曜はお休みをいただいて、山梨へ
ワイナリーめぐりもちょっと久しぶり

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今回のお目当ては甲府市のシャトー酒折ワイナリー

入口ではヤマトタケルノミコトが老翁と酒を酌み交わしながらお出迎え

せっかくですが、今回は運転手なので、
宴はご遠慮させて頂きますm(_ _)m



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中は、ワインとおみやげ物の売店
さすが甲州
名物のほうとう・・・

と思ったらラーメン??
どっちやねん(>o<)/


こういう地方の土産品、
見て回るのがけっこう楽しいです



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これは超小規模の醸造タンクですね。
ほどよく、crowが収まりそう。

中に入れば宇宙でも平気かも知れません





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セラーの中では、ワインたちが息づいて・・・

って、なにこれ(°◇°;)
ワインが焦ったり、ため息ついたりしてる( ̄▽ ̄)ノノ


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しかも、お子様って (゜。゜) 

お子様はワイン飲めませんよ~( ̄~ ̄;)



ワイナリーは不思議でいっぱいw
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by kurouhougan | 2007-09-04 11:29 | ワイナリー