「君は暖炉にくべらラベンダーのような香りがする・・・甘いけど悲しい香り・・・」
(コミックス1・Vintage.1)
「はい 最高の一杯を選ばせていただきます」
(コミックス4・Vintage.26)
熱い太陽を睨みながらも、過ぎ行く夏に一抹の寂しさを覚える季節。
今回のオススメ図書は、私をワインに引きずり込んだ罪深いコミック。
「
ソムリエ」(集英社・原作:城アラキ・漫画:甲斐谷忍・監修:堀賢一 全9巻)
古本屋でこれを手にした瞬間、ワインに興味のなかったcrowの人生が変わりました。
※今は文庫版になっています。
超人的な鼻+理想的なサービス、ちょっと抜けてる佐竹城(ジョーサタケ)が織りなすワインライフ。
一つのエピソードを読むたびにワインが飲みたくなる素晴らしい本。
合間に監修の堀賢一さんによる「
ワインの自由」(後に一冊の本になりました)が折り込まれていて、ワインの知識も一層深くなります。
イジワルなcrowが好きなエピソードは、Vintage.34(コミック5)の次のような話。
「女 口説くためならなりふりかまわない」東西テレビの佐久間さんが女性に
レオヴィルラスカーズを出してあげた(お金持ちだね・・・)時の女性のセリフ
「なんか渋ーーーい、あたし これキライ」
・・・ひとりよがりのワインマニアにならないように気をつけましょう ^ ^;