マルベック(MALBEC)
オーセロワ(AUXERROIS)
コー(COT)
上の3つ、実は全部同じブドウの名前です。
フランス南西地方、ロット県のカオールで生産される「カオール」はこの品種を使ったワイン。
その色の濃さから「カオールの黒ワイン」と言われたそうです。
ボルドーワインが薄い色だったころ(※)、色をつけるためにこれを混ぜたとか。
そんなカオールを久しぶりに飲んでみました。
注目はそのビンテージ!!
2001
すでに8年が経過してますね。
たまたま酒屋の在庫セールで600円くらいになってました^^
カオールの熟成って、あまり聞かないので、
かなりワクワクしていたのですが・・・
思いのほか、痩せた感じが T T
特徴的なドッシリとした果実味が
だいぶおとなしくなって、
なんとなくポヤポヤした印象
でも、退色がまったくみられないのは、
さすが黒ワイン!!
もともと酸の高いブドウでもないし、
実が大きくて凝縮感も出にくいとは
聞いていましたけどね。
いやいや、飲み頃のカオールは果実爆弾な
感じで、とっても美味しいんですよ^^
ちなみにコルクはバッチリカビてました^^
※昔のボルドーは白ブドウも黒ブドウも一緒に絞って醸造したために、ロゼワイン風な色の薄いものが多かったそうです。
黒といえば、我が家の黒バラ
「ディープシークレット」
もうちょっとです *^^*