フランスのことわざだそうです。
やることやって、必要なところで死ぬ。
なるほど、人生はかくあるべき。
なによりも後半の『然るべき場所で死ね』は素晴らしい。
人はいつだって、生きなきゃいけない、死ななきゃいけない。
この矛盾を一刀両断!!
死を忌避するのは、確かに生物としての本能だけど、
残念ながら、また幸せなことに、人は死ぬ。
この事実を忘れて、死を回避するためにエネルギーを費やし、
いつまでたっても、次の世代のことを考えない。
子供たちが笑えない社会を作り上げてるのは、
実は死ぬことを必要以上に回避するからなんじゃないかな。
さすがに38まで生きて、いろんな人の死を見てきた。
けっこうたいしたことないよ?
たぶん、自分が死んでも、普通に世の中は回るし、家族もいつかは平穏な生活に戻る。
そんなに怖いことじゃない。
だからこそ、死を回避するためにエネルギーを費やすんじゃなくて、
行けるところまで行く=幸せ、充実した人生を送るために、
エネルギーを向けてみてもいいんじゃないかな?
そして、いつかは然るべき場所にたどり着く。
その時に、たくさん幸せだったと感じることが出来たら、
それで満足でしょ。